なぜ、塾に通うのか

 本来、学校にちゃんと通い普通に授業を受けて、教科書の内容を理解・習得していれば、「塾・通信教材・家庭教師」などにわざわざ費用をかける必要はありません。しかし文部科学省の「学校教育に関する意識調査」によると「学校の授業の理解度」は、小学生全体の約32%、中学二年生で55.7%、高校二年生の62.7%が「半分くらいわかる」「わからないことが多い」「ほとんどわからない」という結果が出ています。

  

 中学二年生の半数以上が、消化不良のまま学校に通っているわけです。ましてや高校受験が差し迫ってはいないうえ、二学期からは部活の中心として忙しくなる時期です。それでも学習内容はますます増えていきます。たとえば英語を例にとると、「不定詞」「動名詞」「比較変化」「受身形」など英語の文法事項の重要なものが目白押しです。ますます学力低下に拍車がかかるのは火を見るよりも明らかです。そのことで焦り、自信のないまま学校生活を送り続ける生徒はまだ救われます。なんとかしたいという気持ちを持っているからです。「どうせ自分は頭が悪いのだから」というように、あきらめることに慣れてしまい、努力することを放棄する癖がつかないか心配です。そして高校も「行きたい高校」ではなく「行ける高校」しか選べなくなるのです。

 

なぜ勉強するのか?

 全国学力テストでは沖縄県は相変わらずの最下位というニュースは、もはやニュースではなく何を今更という感じで、自虐ネタ化さえしています。その原因が行政にあるのか学校にあるのか、教職員にあるのか。子どもたち自身にあるのか。そのことについてどう考えていますか。

 

 なぜ勉強するのか? なぜ学力低下が問題なのか? 親子で話し合ったことはありますか。私自身の答えは、「選択肢を広げることができるから」と考えています。勉強ができたから将来幸せになれるとは限りません。しかし、学力があればいろんな資格に挑戦することができます。何かをしようと思ったとき、選ぶ道が多い方がいいでしょう? 選べる自由があるって素晴らしいことじゃないですか。小・中学生の脳は新しいスポンジのようにいろんなことを吸収する能力をもっています。(年齢を重ねると誰でも感じるが、時すでに遅し)

 勉強するといろんなメリットがありますよ。

 

 

高校はどこでもいい?

 高校は入れればいい、その先はどうでもいいと考えているのであれば塾に入って勉強する必要はないと思います。なぜなら全入の時代だからです。二次募集まで含めると、どこかに潜り込める高校はあります。しかしそのようにして入った高校に果たして三年間通い続けることができるでしょうか。

 内申点不足、学力不足で一つ下のランクの高校を選択せざるを得なくなった生徒にしても同じです。「水は低きに流れる」「朱に交われば赤くなる」といわれるようにその環境に馴化してしまうのが普通の人間だと思います。楽をしてしまうのです。そうして三年後はやはりランクを下げた大学選びをするのです。

いや、それでも勉強はしたくない。嫌なことはしたくない。そういう生徒は、     ここをポチッと。