急がば回れ

 「みのたけ」は「身の丈(に合った)」に由来します。まず、自分自身の今の学力をしっかり把握し、それに合わせて無理をせず分相応、力相応に対処することが大切だという意味です。別の言葉で言えば「自分サイズ」とでも言えるでしょうか。

 

 いずれ大きくなるのだからと大きいサイズの服を子どもに着せたり、靴をはかせると、動きも不自由になりがちだし、ケガの元にもなりかねません。その成長に合わせて「現在」を見つめることが伸び伸びとした「将来」につながると考えています。

 

 学力も同じです。現在の学力以上の難しい問題を解けば頭が良くなり、学力がつくのでしょうか。歯が立たずに自信を失うだけです。わが子の現在の学力・行動などを見極めたうえで対処することが親の務めではないでしょうか。わが子の「今」を捉えないまま「塾選び」をしていませんか。

 

子どもは勉強したがっているか?

 子どもは(いや、実は大人も)勉強が好きではありません。まれにではありますが、生来の勉強好きな生徒に出会うことがありますが、それはほんとにまれです。ほとんどは、テストがあるから、入試があるから、はては成績が上がったらスマホを買ってもらえるから・・・・・・。やらざるを得ないから仕方なくやっているというのが大方の実情ではないでしょうか。大人とて同じようなもの、仕事が大好きで仕事をしているという人もいるかもしれませんが、生活のために働いているというのが本音であるというのは穿った見方でしょうか。

 

 わが子が、将来自分で自分の道を切り開いていけることを願わない親はいないと思います。そのために今この時期に親ができること、しなければならないことは何でしょうか。なんとか勉強好きに仕向ける方法はないのでしょうか。

 

「みのたけ」はそのような要望に応えるために始めました。勉強好きではないのだけど、何とか自立していくための手だてとして学力をつけ、目標を持たせたいという親のために。 

  

わが子に今できることは

 ある人がこのようなことを書いていて、なるほどと思いましたので参考までに。

 

☆ 子どもの教育についてのポリシー

  • 子どもの話をよく聞く
  • 目標を視覚化させる
  • 一貫性のある態度を取る
  • 親は子どもの鏡だと自覚する
  • 夫婦仲は良くなければならない
  • いじめられていたら全力で助ける

 

わが子のことを分かっていない親

 長い間この業界にいて、「学力は家庭環境がつくる」ということをつくづく感じます。その中でも「親がわが子のことを分かっていない」と思われる家庭の子どもは学力が伸びにくいということです。

 たとえば学習態度です。さらに学習への取り組み方学習時の姿勢、記憶力などなど、わが子の現状を捉えているでしょうか。「やーなれーる、ふかなれー」といわれるように、それ以上でもそれ以下でもないのです。しかしながら、勘違いしていらっしゃる親も時にはいらっしゃます。「頭は急によくならない」のです。少しずつ、少しずつ時間をかけて育てるしかないのです。マラソンはちょっとした練習で完走できるものではないのです。

 

 「子どもは誰でも天才だ」「人は可能性に満ちている」、一方「玉磨かざれば光なし」とも言われます。わが子の可能性を信じながらも、その現状を冷静に見極めてあげてじっくり待てる家庭の子どもは確実に伸びてきています。しかしそれを待てない家庭の子どもはある意味、不幸です。

 

塾選びは親子でよく話し合うべき大事なこと

「ウチは放任主義だから」「自分のことは自分で責任取りなさい」それも哲学かもしれません。しかし、子どもはやはり子ども、先のことなど見えるわけがありません。私たち大人も自分が歩いてきた道を振り返ることはできても、その先は経験を通して想像することしかできないはずです。子どもはそういう意味ではまだまだ想像力に乏しいものです。ですから親が導いていかなければならないのではないでしょうか。 

 

 「勉強はいつでもできる」「やりたくないことを無理してさせてもね」それは逃げ口上だと思います。しかし「鉄は熱いうちに打て」と言われるように物事には「時期・タイミング」ということがあります。「今しかやれないこと」「今やらなければならないこと」があると思います。

 

 親と子の思惑はあらゆる面で相容れないものです。勉強してほしい親と「勉強しなさい」という言葉が最も聞きたくない子ども。子どもは楽をしたいものです。楽しく勉強するというのは聞こえはいいのですが、何かを習得するときにはやはり多少の我慢も必要だと思います。だからこそ主導権は親が持つべきではないでしょうか。

 

 そういう意味で、塾を選択する際も子どもの意見を中心にすると無駄金を使ってしまうことが多々あります。よくあることですが、塾を転々とする親子がいます。じっくり見守りながら、はっきりと親の意志を伝える必要があると思います。塾選びを子ども任せにするのではなく、親子で真剣に話し合ったらいかがでしょう。そして「みのたけ」の体験学習で現在の学力を診断し、どこから始めればよいのかを考えていきましょう。

 

「みのたけ」のすすめ

 「みのたけ」ではまず「基礎固め」から始めます。確かな学力を身につけるためにはしっかりとした土台が必要だと考えるからです。それはたくさんの果実を実らせる木や作物を育てる農業に例えると、「土作り」だと考えています。それがしっかりできた上で、種を蒔き、適切な肥培管理して初めて実がなるのではないでしょうか。ですから、一刻も早く収穫したいという親子には向いていません。

 

 「みのたけ」は、みんなでワイワイガヤガヤと授業をすすめていく塾ではありません。じっくり学習に取り組む生徒に育ってほしいと考えているので、どちらかと言えば「静」の塾です。ましてや「対面指導」ですから、いわば親が常にそばにいるようなものです(いやおじいさんといった方がいいかもしれません)。慣れない生徒にとっては多少窮屈かもしれませんが、「良薬口に苦し」ともいいます。