習って慣れろ

 「みのたけ」の英語の教材のタイトルは、例えば「習って慣れろ 基礎の基礎」「習って慣れろ 基礎の基礎②」というようになっています。子どもたちに英語を教えていて(あくまでも学校英語、つまり受験英語です)、市販の教材などは「帯に短したすきに長し」という感じが拭いきれず、自前の教材で指導しています。

 英語の成績を上げるために大切なことは次の二つだと思います。

 

① 語彙力の増強

② 文法力の増強

 

 ①の語彙力とは、単語・連語(フレーズ)の知識です。日本語もそうですがたくさんの言葉を知っていればいるほど表現が豊かになり、相手の言わんとすることが理解できます。極端に言えば、幼児と大人との関係です。語彙力の少ない幼児が受け取る情報、発信する情報は大人のそれとは比較になりません。

 

 さて、ほとんどが中学生になって初めて英語の読み書きを学習するのですが、語彙力差があっという間に出てきます。その差が学校の英語の成績差ともいえます。それではどのようにして単語の数を増やせばいいのでしょうか。どのように子どもにアドバイスしていますか。生徒たちがよくやっているのが、ノートに何度も何度も単語を書き写して覚える方法です。学校からの家庭学習ノートなどはそれで埋め尽くされています。しかしそれは間違っていると思います。ほとんどの生徒はただ写して、ノートを埋めるための作業をしているからです。単なる作業なんです。なかにはスペルミスをしたまま続ける生徒もいます。逆効果です。発音しながら写すならまだいいのですが、読めもしない単語をただひたすら写すだけなのですから時間と紙の無駄です。学校の先生もそれにサインをし、「頑張ってるね」とコメントまで書いてくれて「ちょって違うのでは?」と思ってしまいます。

 

 さて、英単語を覚える、知っているとはどういうことでしょうか。

つづく